Parallel World A.A.

パソコン

パソコンを1台、下取りに出しました。1996年に買った、富士通のデスクトップ型パソコンです。今の家に引っ越したときに処分してもよかったのだけど、誰かにあげるとかあげないとか考えているうちに、そのまま忘れてしまっていました。

久しぶりに物置から出してみると、大きくて重たいことにびっくりしました。こんな大きなものがマンションに置いてあったのですね。

今でこそ、iMacから始まって、iBookにPowerBookと、夫婦そろってマックブランドのとりこになっているのだけれど、昔はDOS/Vパソコンばかり使っていたのです。そもそも妻は富士通で働いていた経験があるし、僕も家で仕事をするときには、DOS/Vパソコンの方が便利なので、当然のように使っていました。それが、二人ともマックパソコンから容赦なく出されるフェロモンに負けてしまったのです。

下取りに出す前に、物理フォーマットをしておかないと、あぶないかなとも思ったのだけど、たいしたファイルは入っていないので大丈夫だろうと判断しました。たまたま、プログラムなどを削除するアンインストーラーを入れていたので、それを使ってほとんどのアプリケーションを削除して、最後に、そのアンインストーラーも削除して、見かけだけは初期状態にして持っていきました。自分で自分を削除するプログラムというのは、偉大な作品を完成させた後に殺されてしまう歴史上の登場人物(誰だったっけ)みたいで、少し悲しいですね。

お店に持っていって「まだまだ使える」とか何とかアピールしたら、1600円くれました。お金をもらうことは全く期待していなかったので、びっくりしました。お店の人にお金を払うのではなくて、逆にお金をもらうと、何だかとまどいますね。昔の古本屋さんを思い出しました。

こういうお店がどんどんできるといいですね。

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