Parallel World A.A.

電気自動車を運転しました。

初めてです。

さて、と乗り込んで、キーをまわしても、まったく音がしません。あたりまえです。電気自動車はアイドリングをしないので、止まっているときは「無音」なのですね。少しとまどいました。

アクセルを踏んだときの音が、自動車というより電車に近く、鉄道の好きな僕は、とてもうれしくなりました。

電気自動車が地球温暖化防止に効果があるかどうかは、いろいろ議論があるようだけど、少なくとも騒音と排気ガスを出さない点が画期的です。

歩いて通勤していた頃には、よく排気ガスに悩まされました。基本的に車という機械は、うるさくて汚いものだということが、道を歩いていると、よくわかります。それにとても危ない機械です。

デザインとして美しい車やおしゃれな車はたくさんあります。でも、どんなに美しくきれいにしていても、やっぱり排気ガスを出す以上、車は汚いものだと思います。

汚いとわかっていて、それでも僕は毎日車に乗ります。一日の仕事を終えて、車に乗り込む瞬間が好きです。とても落ち着きます。なんにせよ、機械を自分の思い通りに動かす快感に抵抗することは難しいと思っています。

とても身勝手な感覚ですね。

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