迫力のあるもの

最近見つけた迫力のあるものを二つ。

一つは般若心経のスクリーンセーバー。職場で見かけました。「ぎゃーてい、ぎゃーてい、はーらー、ぎゃーてい、はーらーそーわーかー」と流れていくのです。字は難しくて書けません。般若心経ってどんな内容だったかな。

確かこの世の全ては空、だから執着するなという内容だったと思うのですが、最後に「この般若心経にも執着するな」と書いてあるところが、なかなかすごいと思った記憶があります。ではどうすればいいのか。その答えが確かすぐその後に書いてあって、だから「ぎゃーてい、ぎゃーてい・・」と念仏を唱えるのだと言っているところに論理の飛躍があります。いや僕がそう思っているだけで、本当はもっと深い解釈があるのでしょう。

もう一つは、ある本に、人生を何に例えるか？という例をたくさん示してあって、その中にあったのが「ろうそく」。時間の経過とともに確実に燃えて小さくなって、最後は火もろうそくも消えてしまう・・。確かにそうだけど、もう少し明るく健康的な例えの方がいいですね。

ところで僕には、ろうそくを見るとすぐに消してしまう癖があります。指先に気を集中させて「消そう」と思うのではなくて「消える」と信じて指を振り下ろすと、消えます。本当です。

もう１５年も前に修得した技なのに、時々おもしろがってやってしまいます。でも周りの人からは嫌われます。また火をつけないといけないからです。